ピアノを弾く際に指が鍵盤を滑ってしまう時の2つの対処法

鍵盤

ピアノを弾いている方のあるあるですが、冬場にピアノを弾く際に指が乾燥して鍵盤を滑ってしまうことがありますよね?

これは実は鍵盤の材質にもよるのです。象牙の白鍵に、黒檀の黒鍵であれば滑りにくいのですが、現在普及しているピアノの多くはアクリルの白鍵にフェノールの黒鍵で表面にエンボスもないので、指先が乾燥していると滑りやすい事があります。特に白鍵に比べ細く、高い位置にある黒鍵は非常に滑りやすくなってしまいます。この解決方法は二つあります。

 

鍵盤が滑ってしまう時の対処法1

まずは、指先そのものの乾燥を対処する方法です。

これは簡単で、

  • オイルを含まない化粧水(ローション)を指先に塗る

ことで解決することができます。ほんの少し指先に塗ってやるだけで鍵盤上で指が滑ることなく弾けるようになります。指先をしっとりさせれば、しっかりと打鍵することができ、指が滑らなくなるますので、試してみてください。ただし、オイルを含まない成分でできた化粧水を選びましょう。オイルを含んだものを指先に塗ってピアノを弾いてしまうと鍵盤表面にオイルが移ってしまい、汚れてしまいます。

 

鍵盤が滑ってしまう時の対処法2

指先の対処法ばかりに気をつけがちですが、意外と見落としているのが「鍵盤の表面に汚れが付着・堆積している」為に滑りやすいということがあります。この場合の次の対処法は

  • 鍵盤表面の汚れを徹底的に掃除し汚れを取り除く

その際に持っていると便利なのが「キークリン」という白鍵と黒鍵の両方に使用出来て研磨剤も含まない定番のクリーナーです。持っていない方はAmazon.comでも購入することができます。一つ500円程度です。このクリーナーで汗や油、汚れ等を鍵盤の表面から取り除くだけでもかなり指が鍵盤を捉えやすくなります。

ピアノクリーナーでの掃除の仕方

出来ればピアノを使用する前と後の2回クリーナーを使って鍵盤の表面を綺麗にするようにしてあげるのがベストです。特に練習等が長時間になるような場合で途中で指が滑りやすくなった場合も、その都度クリーナーで綺麗にしましょう。その時に注意すべきは、

  • ピアノの外装を磨いたクロスを鍵盤の掃除に使い回さない
  • 逆にピアノの外装用の「シリコンクロス」の類いも鍵盤には使わない

いちいち二つ用意するというのは面倒くさいかもしれませんが、ピアノの外装を磨くシリコンクロスには微量のシリコン等が含ませてあるものが多く、これを使って鍵盤を拭いてしまうと鍵盤が滑りやすくなってしまうことがあるのです。鍵盤の掃除を行う際はお手数でも外装を磨くクロスとは別のものを使用したほうがいいでしょう。

指の乾燥で鍵盤が滑ってお困りの方はこの二つの方法を一度試してみてはどうでしょうか?


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