よくある質問

ピアノや調律に関するよくある質問を分かりやすく解説します。

ピアノにいい環境とは?

ピアノにとって適切な環境とはどのようなものかご存知でしょうか?
結論から申し上げますと、以下四点に注意するようにしてください。

一年を通じて一定の湿度と室温を保つようにする
過乾燥になりやすい冬場は加湿が必要になる
加湿器はハイブリッド式や気化式を使う
スチーム式の加湿器は絶対に使わない

ピアノの置いてある環境は乾燥し過ぎも良くありません。ちょうど良い湿度・適湿を保つということを心がけて下さい。
よくある誤解は「ピアノ乾燥剤」のようなものを入れて、ひたすら乾燥していれば良いという考えですが、冬場などは、むしろ乾き過ぎる傾向があるため加湿をしないと響板や駒が乾き収縮しピッチダウンするピアノもあります。
さらに接着部の膠切れ(にかわぎれ)や木の反りや割れ等、過乾燥の状態では様々な影響を与えてしまう場合があるのです。
実際には、梅雨時と冬季での湿度と温度の差が大きければ大きい程ピアノはダメージを受けてしまいます。

様々な考え方がありますが、ピアノにとってベストな湿度は、国産ピアノでしたら室温20度で湿度50%程度、欧州製のピアノの場合、室温20度で湿度40%程度を維持するのがベストとなります。

冬場の乾燥が続く季節に適湿の部屋をつくるためにはよく「加湿器」が使われると思いますが、一言で加湿器と言ってもピアノに良い影響を与えるものと、悪影響を与えるものがあるのをご存知でしょうか?
冬季に使用する加湿器はハイブリッド式や気化式のものがベストです。逆に絶対に使ってはならないのが「スチーム式」の加湿器で、あっという間に楽器を痛めてしまいます。
加湿器の蒸気以外にも、蒸気は結露しやすい為ヤカンや鍋で湧かした蒸気も楽器との相性が悪く、キッチンで煮炊きする際は必ず換気扇を回して、蒸気を部屋内にとどめないように注意してください。

梅雨時は、部屋の湿度が高くなってしまう為、冬場とは逆で適切に除湿をしてあげることが大事になります。エアコンの除湿、除湿剤等で適切に調整しましょう。

大事なことは、1年を通じてピアノのある部屋の湿度・温度変化が無いよう一定に(室温20度、湿度50%)保つことです。
もっとも一般家庭では、完璧に湿度を管理することは難しいですが、それでも可能な範囲で気を使ってあげることで湿度を気に掛けていない状態と比べ、ピアノの状態と調律の安定度にかなりの差を出すことができます。

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