調律は自分でしてもいいのですか？

一般的にはお勧めいたしません。
器用な人で中音部なら出来てしまう人もいますが、かなりの少数派です。
職業として調律師をしている方々は、長い年数の訓練・下積みを経て、ようやくプロとして調律を請け負うことができるようになります。
調律の作業を見ていると調律師たちは、手早く作業しているので一見簡単そうに思うかもしれませんが、それはこれまでの熟練の期間があるからなせる技であり、その作業自体は非常に難しいです。
見よう見まねで挑戦するのは自由ですが、下手をすると弦を切ったりし、結局調律師を呼ぶハメになり、無駄な出費となってしまう事もあります。
ピアノの調律作業を言葉で説明するのは簡単ですが、実際にやってみると如何に大変な作業かがわかるでしょう。 プロの調律師の方々は、いわゆる職人と呼ばれる職業ですので、一人前になるには最低でも10年は掛かります。

ピアノの調律は簡単ではないので、不要な修理を招かない為にも、ピアノ調律師を呼びましょう。